JAJSXK5 November 2025 LM51251A-Q1
PRODUCTION DATA
開始位相 1 および 2 の状態 (FSM を参照) での起動時に、デバイスは SS ピン電圧または ATRK/DTRK ピン電圧のどちらか低い方に、エラー アンプのリファレンス電圧を調整します。安定化リファレンスにより、出力電圧 VOUT が次第に上昇します。ソフトスタート中、デバイスは、ソフトスタート完了信号が生成されるまで、強制的にダイオード エミュレーション モード (DEM) を実行します。
外部ソフトスタート コンデンサは、まず VSS-DIS 電圧まで放電され、次に ISS 電流によって充電され、VSS-DONE に達したときにソフトスタート完了信号が生成されます。昇圧トポロジでは、スタートアップ時に VOUT が VI と等しいため、ソフトスタート時間 (tSS) は入力電源電圧によって変化します。ソフト スタートの図では、t1 の時点でソフト スタート電流が作動します。t2 の時点で、ソフト スタート電圧は VI 電圧レベルに達し、VOUT が t3 のプログラムされた VOUT 値に達するまで、VOUT の上昇を開始します。SSピンの電圧が VSS-DONE に達すると、ソフト スタート完了信号が t4 に生成されます。V VCC に達するまで、SS ピンの電圧は上昇を続け、ここでソフト スタート電流が無効になります。