JAJSFT5C October 2018 – September 2023 TMP144
PRODUCTION DATA
デバイスごとのパッケージ図は、PDF版データシートをご参照ください。
図 7-7 に示すように、デバイスに電源を投入すると、デイジー・チェーン内のすべての TMP144 は透過モードで接続されます。
図 7-8 に示すように、バス上のデバイス数に応じて、ホストは初期化コマンド (C[7:0] = 10001100) を送信して、バスの内部アドレスをプログラムする必要があります。
その後、ホストは C[7:4] = 1001 および C[3:0] = 0000 (C[3:0] はチェーンの最初のデバイスのアドレス) で構成されるアドレス割り当てコマンドを送信する必要があります。このワードは、デバイス ID として内部に格納されます。図 7-10 に示すように、最初のデバイスがデバイス・アドレスのユニットをインクリメントし、バスを再接続します。このアドレスは、チェーンの次のデバイスに送信されます。
チェーンのすべてのデバイスがそれぞれのアドレスを受信すると、ホストはチェーンで最後にプログラムされたアドレスに 1 を加えた値を受信します。ホストはこの情報を使用して、チェーン内のデバイスの総数と、各デバイスのアドレスを判断できます。
初期化シーケンスの後、各デバイスを個別にアドレス指定するか、またはグローバル・コマンドを使用できます。このグローバル初期化シーケンスは必須であり、他のすべての通信の前に実行する必要があります。