JAJS102O January 2006 – October 2025 ISO721 , ISO721M , ISO722 , ISO722M
PRODUCTION DATA
ISO721、ISO721M、ISO722、ISO722M デバイスは、ロジック入力および出力バッファが二酸化ケイ素 (SiO2) の絶縁膜によって分離されたデジタル アイソレータです。この絶縁膜は、VDE 0884-17 に準拠した、最大 4000VPK のガルバニック絶縁を提供します。これらのデバイスを絶縁型電源と組み合わせて使用すると、データ バスや他の回路上のノイズ電流がローカル グランドに入り込んでノイズに敏感な回路に干渉または損傷を与えることを防止できます。
バイナリ入力信号がコンディショニングされ、平衡信号に変換されてから、絶縁バリアによって差動化されます。絶縁バリアを通過して、差動コンパレータがロジック変換情報を受け取り、それに応じてフリップフロップおよび出力回路を設定またはリセットします。バリアを通して周期的に更新パルスが送信され、適切な DC 出力レベルを実現します。
この DC 更新パルスが 4μs を超えて受信されない場合、入力に電力が供給されていない、または入力がアクティブに駆動されていないと見なされ、フェイルセーフ回路により出力が論理 HIGH 状態に駆動されます。
これらのデバイスは、3.3V、5V、または任意の組み合わせの 2 つの電源電圧を必要とします。3.3V 電源で動作するとき、すべての入力は 5V 許容で、すべての出力は 4mA CMOSです。
ISO722 および ISO722M デバイスは、アクティブ LOW 出力イネーブルを備えており、HIGH ロジック レベルに駆動すると出力が高インピーダンス状態になり、内部バイアス回路をオフにして消費電力を節約します。
ISO721 および ISO722 デバイスは、TTL 入力しきい値とノイズ フィルタが入力に存在し、パルス幅 2ns までの遷移パルスがデバイスの出力に渡されることを防止します。
ISO721M および ISO722M デバイスには CMOS VCC/2 入力しきい値が存在しますが、入力ノイズ フィルタがなく追加の伝搬遅延はありません。ISO721M デバイスのこれらの機能は、ジッタ低減の動作も実現しています。
IISO721、ISO721M、ISO722、ISO722M デバイスは、-40℃~+125℃ の周囲温度範囲で動作することが特徴です。