JAJSVL3B November 2024 – October 2025 MSPM0G1518 , MSPM0G1519 , MSPM0G3518 , MSPM0G3519
PRODUCTION DATA
温度センサは、デバイス温度に対して直線的に変化する電圧を出力します。温度センサの出力は、温度からデジタルへの変換を可能にするため、ADC 入力チャネルの 1 つに内部的に接続されています。
温度センサのユニットごとの 1 点キャリブレーション値は、ファクトリ定数メモリ領域に格納されています。このキャリブレーション値は、工場調整温度 (TSTRIM) において 1.4V 内部 VREF を使用して 12 ビット モードで測定された温度センサ値に対応する ADC 変換結果 (ADC コード形式) を表します。
上記の測定において、ADC および VREF の構成は次のとおりです。RES = 0 (12 ビット モード)、VRSEL = 2h (内部リファレンス)、BUFCONFIG = 1h (1.4V VREF)、ADC tSample = 12.5µs.このキャリブレーション値を温度センサの温度係数 (TSc) と組み合わせて使用することで、本デバイスの温度を推定できます。
出荷時調整値を使って本デバイスの温度を推定する方法については、『MSPM0 G シリーズ 80MHz マイクロコントローラ テクニカル リファレンス マニュアル』と『』の「温度センサ」のセクションを参照してください。