JAJSWV3 July 2025 TCA9539A-Q1
PRODUCTION DATA
TCA9539A-Q1 には標準の双方向 I2C インターフェイスがあり、このデバイスのステータスを構成または読み取りするためにコントローラ デバイスによって制御されます。I2C バスの各ターゲットには特定のデバイス アドレスがあり、同じ I2C バスにある他のターゲット デバイスと区別できます。多くのターゲット デバイスでは、スタートアップ時にデバイスの動作を設定するための構成が必要です。これは通常、一意のレジスタ アドレスを持つターゲットの内部レジスタ マップにコントローラがアクセスするときに行われます。デバイスには 1 つまたは複数のレジスタがあり、データの保存、書き込み、読み取りが行われます。詳細については、I2Cバスについてを参照してください。
物理的な I2C インターフェイスは、シリアル クロック (SCL) ラインとシリアル データ (SDA) ラインで構成されます。SDA ラインおよび SCL ラインは、どちらもプルアップ抵抗を介して VCC に接続する必要があります。プルアップ抵抗のサイズは、I2C ラインの容量によって決まります。詳細については、I2C のプルアップ抵抗の計算を参照してください。データ転送は、バスがアイドル状態のときのみ開始できます。STOP 条件の後に SDA ラインと SCL ラインの両方が High になると、バスはアイドルと見なされます。表 7-1 を参照してください。
コントローラがターゲット デバイスにアクセスするための、一般的な手順を図 7-3と図 7-4 に示します:
図 7-3 START 条件と STOP 条件の定義
図 7-4 ビット転送表 7-1 に、インターフェイスの定義を示します。
| バイト | ビット | |||||||
| 7 (MSB) | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 | 0 (LSB) | |
| I2C ターゲット アドレス | H | H | H | L | H | A1 | A0 | R/W |
| P0x I/O データ バス | P07 | P06 | P05 | P04 | P03 | P02 | P01 | P00 |
| P1x I/O データ バス | P17 | P16 | P15 | P14 | P13 | P12 | P11 | P10 |