分光器と光学ネットワーク製品

高速、プログラマブル、高精度の近赤外線 (NIR) センシングおよび OpNet の減衰とスイッチングに最適化

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TI の DLP® 技術を採用すると、高い信号対雑音比 (SNR) とプログラマブルな波長選択を達成する近赤外線 (NIR) 分光器を製作できるうえ、多様なサード パーティーで構成された幅広いエコシステムによる設計サポートも利用可能です。また、DLP 製品を使用すると、再構成可能な光分岐挿入装置 (ROADM) など、スイッチング、アッテネータ、監視、コンディショニングなどの高速、高精度で信頼性の高い光学ネットワーク アプリケーションを実現することもできます。 

カテゴリ別の参照

アプリケーション別の選択

主なアプリケーションの概要

NIR (近赤外線) 分光器
DLP テクノロジーを採用すると、高速、高精度、小型のスペクトル スキャナと分光器を設計できます
スペクトル スキャナ
DLP テクノロジーを採用すると、物質の監視とテストを実施するための高速なハンドヘルド スペクトル スキャナを実現できます
光ネットワーク
DLP テクノロジーを使用すると、高精度で高速な光スイッチングを実現する高度な光学ネットワーク ソリューションを設計できます

DLP テクノロジーを採用すると、高速、高精度、小型のスペクトル スキャナと分光器を設計できます

分子は、さまざまな波長の光に対して独特な応答を示します。分光器は、これら固有の応答を使用して物質を特定し、特性評価を行います。

物質をスキャンするときに、回折格子またはプリズムを使用し、DMD (デジタル マイクロミラー デバイス) に向かって光スペクトルの分光を実施します。その後、特定の波長を、単一元素検出器に振り向けることができます。その結果、性能の向上、フォーム ファクタの小型化、低コストでの化学分析を実現できます。

  • 低コストで強力な信号に対応できる、InGaAs シングル ポイント検出器を実現可能
  • 幅広い波長のサポート (最大 2,500nm)
  • フル プログラマブルで、フレキシブルなスキャンに対応

主なリソース

最終製品 / サブシステム
リファレンス・デザイン
  • TIDA-00554 – Bluetooth 接続のポータブル化学分析用 DLP 超モバイル NIR 分光計
  • TIDA-00155 – DLP® 近赤外分光計、液体と固体の光学的分析用
製品
  • DLP2010NIR – DLP® 0.2 WVGA NIR DMD
  • DLP4500NIR – DLP®、0.45 インチ、WXGA (1,280 x 768)、NIR (近赤外線)、DMD (デジタル マイクロミラー デバイス)
ハードウェア開発
  • DLPNIRNANOEVM – Bluetooth 接続のポータブル化学分析用 DLP 超モバイル NIR 分光計
技術資料

DLP テクノロジーを採用すると、物質の監視とテストを実施するための高速なハンドヘルド スペクトル スキャナを実現できます

分子は、さまざまな波長の光に対して独特な応答を示します。分光器は、これら固有の応答を使用して物質を特定し、特性評価を行います。

各種プログラマブル DLP チップは、単一元素検出器を使用して、特定の波長を迅速にスキャンし、監視することができます。この種のスキャナは、汚染や熟成状態などの変化をインテリジェントな方法で監視し、ばらつきを識別することができます。その結果、性能の向上、フォーム ファクタの小型化、低コストでの物質分析を実現できます。

  • 低コストで強力な信号に対応できる、InGaAs シングル ポイント検出器を実現可能
  • 幅広い波長のサポート (最大 2,500nm)
  • フル プログラマブルで、フレキシブルなスキャンに対応

主なリソース

最終製品 / サブシステム
リファレンス・デザイン
  • TIDA-00554 – Bluetooth 接続のポータブル化学分析用 DLP 超モバイル NIR 分光計
製品
ハードウェア開発
  • DLPNIRNANOEVM – Bluetooth 接続のポータブル化学分析用 DLP 超モバイル NIR 分光計
技術資料

DLP テクノロジーを使用すると、高精度で高速な光スイッチングを実現する高度な光学ネットワーク ソリューションを設計できます

また、DLP 製品は、波長の切り替え、監視、コンディショニング、再構成可能な光分岐挿入装置 (ROADM) などの光学ネットワーク アプリケーションにも対応します。

  • 355 ~ 2,500nm という幅広い波長のサポート
  • 高水準の絶縁
  • 温度範囲全体と寿命全体にわたる高信頼性の性能
  • 波長の選択や信号の減衰などを包括的にプログラム可能
  • 高速なスイッチング速度 (4.8kHz 超過)

主なリソース

製品
技術資料

TI の分光器と光学ネットワーク製品の特長

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プログラマブル MEMS アレイ

制御可能な数十万個のピクセルは、広い温度範囲と寿命全体にわたって安定性が高く、コンパクトで信頼性の高い設計に貢献します。

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高速スイッチング

高速なスイッチング速度は波長の選択や特定の信号の減衰に役立つほか、プログラマブル フィルタや多重化を有効にした高速スキャンにも貢献します。

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幅広い波長をサポート

これらの製品は、700 ~ 2,500nm の範囲内にある指定の波長と、広い範囲の光源に対応し、高い信頼性を確保して動作する設計を採用しています。

DLP テクノロジーをベースとする分光器の基礎

DLP テクノロジーをベースとする分光器の基礎

光スペクトル、光検知器、NIR (近赤外線) 測定、DLP 技術の利点、ケモメトリックス (計量化学) など、NIR 分光器アプリケーションに適した TI の DLP 技術の基礎。

アプリケーション・ノート
Wavelength Transmittance Considerations for DLP DMD Windows (Rev. E)
このレポートは、波長スペクトルのさまざまな領域を対象にして、DMD ウィンドウの透過率に関する情報を掲載しています。DMD システムの全体的な光効率を理解するには、透過率を理解することが重要です。
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アプリケーション・ノート
DLP® NIRscan™ Nano Optical Design Considerations
NIR 分光器の主な光学パラメータと、システムのサイズや性能とこれらのパラメータの間の相互依存がどのような影響を及ぼすかを確認できます。DLP NIRscan Nano EVM (評価基板) の設計時に実施した複数の選択に関する情報も参照できます。
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分光器と光学ネットワーク製品 の設計と開発

開発中アプリケーションに最適なチップセットの検討、評価基板を使用した設計の迅速なプロトタイプ製作、入手可能な最新ソフトウェアのダウンロード、光学モジュール メーカーの選定、オンライン エンジニアリング サポートの活用による設計上の問題の解決、サード パーティーによる設計 / 開発エコシステムを活用した、ソリューションの市場への迅速な導入、という一連の業務を実行することができます。

ハードウェア

信頼性の高いこれらの評価基板 (EVM) と技術資料を使用し、開発中アプリケーションに適したデジタル マイクロミラー デバイス (DMD) とコントローラの評価を開始します arrow-right

ソフトウェア

開発に使用する DLP コントローラ、SDK (ソフトウェア開発キット)、GUI (グラフィカル ユーザー インターフェイス)、または API (アプリケーション プログラミング インターフェイス) に適したファームウェア (FW) をダウンロードします arrow-right

光学モジュール

デジタル マイクロミラー デバイス (DMD) など既製光学モジュールを取り扱っているメーカーを選定すると、開発期間を短縮できます arrow-right

教育用リソース

TI のエンジニアから迅速で信頼性の高い技術サポートを受けることができます。これらのエンジニアはお客様の技術的な質問に回答し、設計時に直面する課題の解決に役立つ知識を公開しています arrow-right

パートナー

設計と開発のエコシステムに属するさまざまなサード パーティーと連携して業務を進めることができます。それらの企業は、光学モジュール、設計サービス、専用ソフトウェア、特化型コンポーネントを提供します arrow-right

設計と開発に役立つリソース

光学モジュール
DLP® 製品サードパーティの検索ツール

お客様の設計ニーズを最適な方法で満たし、市場投入までの期間を短縮できるように、DLP® Products は、さまざまなサード・パーティーと連携します。これらのサード・パーティーは、光学モジュールやハードウェアの設計から、専用ソフトウェアやその他の量産サービスまで、あらゆる支援を行っています。以下に示す検索ツールの一方または両方をダウンロードすると、TI のサード・パーティー各社を手早く参照すること、またはお客様のニーズに適した特定の光学モジュールを見つけることができます。掲載されている各種製品、ソフトウェア、サービスの製造と管理を実施しているのは、TI (テキサス・インスツルメンツ) (...)

評価ボード
Bluetooth 接続のポータブル化学分析用 DLP 超モバイル NIR 分光計

DLP NIRscan Nano は、携帯型近赤外線分光器ソリューション向けバッテリ動作の小型評価基板 (EVM) です。DLP2010NIR デジタル・マイクロミラー・デバイス (DMD) を採用した NIRscan Nano は、Bluetooth Low Energy をサポートしており、ハンドヘルド分光器によるモバイル・ラボ測定を実現できます。この EVM が搭載している DLP2010NIR DMD、回析格子、および単素子検出器は、InGaAs リニア・アレイをベースとする高額な検出器を使用するデザインを置き換えます。TI の Tiva™ TM4C1297NCZAD (...)

評価ボード
DLP® 0.65 インチ、1080p、S600 デジタル・マイクロミラー・デバイス (DMD) の評価基板

この DLP 評価基板 (EVM) は、2 本の LVDS 入力に対応する 0.65 インチのデジタル・マイクロミラー・デバイス (DMD) を搭載した DLP6500FYE を採用しています。このデバイスは、1920 x 1080 個のマイクロミラーを実装しており、そのピッチは 7.56μm です。DLPLCRC900EVM と組み合わせると、最大 9,523Hz のレートで、1 ビット・パターンの高精度ピクセル制御を実現できます。

DLPLCR65EVM は、DLP (...)

分光器と光学ネットワーク製品 関連の各種リファレンス・デザイン

セレクションツールを使用すると、お客様のアプリケーションやパラメータに最適なリファレンス・デザインをご覧いただけます。

技術リソース

ビデオ・シリーズ
ビデオ・シリーズ
DLP ラボ:光制御
このトレーニングは最初に、DLP® テクノロジーの基礎や、機械的な検討事項を解説します。それらを土台とし、設計プロセスを迅速かつ簡単に進めるのに役立つ、トレーニング向けに専用制作した特定用途向けのトピックを取り扱います。
アプリケーション・ノート
アプリケーション・ノート
Optimizing the DLP® Spectrometer Signal Chain
このアプリケーション レポートでは、DLP テクノロジーをベースとする分光器シグナル チェーンのコンポーネントに関する設計上の検討事項と、これらのコンポーネント間の相互作用がシステム全体の性能に及ぼす影響について説明します。
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アプリケーション・ノート
アプリケーション・ノート
DLP® NIRscan™ Nano Optical Design Considerations
このアプリケーション レポートでは、主な光学パラメータを特定し、それらのパラメータ間の相互依存が分光計設計のシステム サイズと性能にどのような影響を及ぼすかを解説します。
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