JAJSDO2E August 2017 – August 2025 OPA838
PRODUCTION DATA
主な設計要件は、実現可能なトランスインピーダンスゲインを設定し、目的の応答形状を満たすように CF でオペアンプを補償することです。詳細なトランスインピーダンス設計手法については、『高速アンプのトランスインピーダンスに関する検討事項』に記載されています。ソース容量を設定して特定のゲイン帯域幅積を得られるようにアンプを選択すると、式 5 の図のように、実現可能なトランスインピーダンスゲインと、その結果生じるバターワース帯域幅が密結合されます。式 6 を使用して、RF の最大値を求めます。RF を選択すると、帰還ポールは 式 7 によって特性周波数の 0.707 に設定されます。この補償ポイントでは、閉ループ帯域幅はバターワース応答を持つ特性周波数となります。



この設計を実装し、出力ピンと最終容量性負荷への応答に TINA モデルを使用して性能をシミュレーションすると、図 8-8 のような予想結果となります。ここでは、出力ピンに対する 2.2MHz フラットバターワース応答が、最終 2.2nF コンデンサの 1MHz での最終シングルポールロールオフで示されます。