GUI の上端にある [System Settings] ボタンをクリックすると、図 3-3 に示す [System Settings] パネルが表示されます。

図 3-3 [System Settings] パネル

[System Settings] パネルでは、画像の方法、LED、光の反転を制御できます。

• [Image Orientation] - 投影される画像の方向によっては、画像を短軸または長軸で反転する必要があります。[East/West Flip] 設定を使用すると、画像が長軸で反転します。[North/South Flip] 設定を使用すると、画像が短軸で反転します。この設定は、パターンの LUT 更新が DLPC900 に送信される前に設定する必要があります。また、パターン シーケンスは停止状態の必要があります。
• • [East/West] 設定を使用すると、画像が長軸で反転します。この設定は、パターンの LUT 更新が DLPC900 に送信される前に設定する必要があります。また、パターン シーケンスは停止状態の必要があります。
  • [North/South] 設定を使用すると、画像が短軸で反転します。この設定は、パターンの LUT 更新が DLPC900 に送信される前に設定する必要があります。また、パターン シーケンスは停止状態の必要があります。
• [LED Controls] - LED 制御により、ユーザーは LED の状態を手動で制御するか、内蔵の DLPC900 シーケンサで制御できます。
  注: 手動制御で LED がディセーブルされている場合には、自動制御 (内部 DLPC900 シーケンサ) に切り替える前に LED をイネーブルする必要があります。
  LED 電流は、LED の輝度を制御します。[Invert PWM] を設定すると、LED 電流の変化は、LED に逆の影響を及ぼします。LED の周波数と電流を操作するときは、0～255 (ステップごとに 0.39%) の LED 電流の値をデューティ サイクルと考えることを推奨します。この場合、255 は約 100% (99.61%) になります。ソフトウェアは、設定された周波数とデューティ サイクルに応じて、内部で PWM 値を計算します。[Invert PWM] を設定すると、PWM 信号の極性が変化し、LED 電流の変化は、LED に逆の影響を及ぼします。
  注: DLP LightCrafter シングル DLPC900 EVM には、LED や光学エンジンは付属していません。

• パターン表示反転データ - この設定により、DMD に送るデータを反転できます。この設定は、パターン LUT の更新が DLPC900 に送信される前に設定する必要があります。また、パターン シーケンスは停止状態の必要があります。この設定はビデオ モードには適用できません。
• DMD パーク - この設定を使用すると、DMD のパーキングとアンパークを行えます。デバッグの目的以外では、独立のパーク / アンパーク コマンドの使用は推奨されなくなりました。[Display Mode] が、保存済みパターン モード、ビデオ パターン モード、パターン オン ザ フライ モードのいずれかに設定されている場合には、このコマンドを実行する前にパターン シーケンスを停止する必要があります。
• [DMD Faults]：
  • [DLPA200 Fault] - DLP5500 DMD にのみ適用されます。ユーザーは DLPA200 のステータスを読み取ることができます。このステータスは、サーマル フォルト、電圧フォルト、電流フォルトのいずれかのチェックボックスとして表示されます。
  • [DMD Communication Error] - DMD タイプのコントローラ クエリのステータス結果を取得します ( 通常は初期化時にのみクエリされます)。