パターン シーケンスを作成する前に、セクション 2.1 の手順に従ってください。最新の DLPC900REF-SW Windows インストーラをダウンロードし、実行してから、DLP LightCrafter DLPC900 GUI アプリケーションを起動します。GUI によって、接続されている EVM が検出され、[Connected] ラジオ ボタンが緑色に点灯して、接続が成功したことを示します。GUI ソフトウェアには、このガイドの例で使用する DLP LightCrafter シングル DLPC900 EVM のサンプル画像が含まれています。インストール プロセス中にサンプル画像ファイルが解凍されていなければ、GUI インストール ディレクトリ内で画像ファイルを解凍し、すべてのサンプル画像にアクセスできるようにします。すべての画像は 1 ビットのバイナリ パターンで、接続されている DMD のネイティブと同じ解像度です。
パターン シーケンスを作成するには、次の手順に従います。メニュー バーのボタンの説明については、図 3-7 を参照してください。
- [Operating Mode] グループ ボックスで [Pattern On-The-Fly Mode] を選択してから、[Pattern Design] ボタンをクリックすると、図 2-1 に示すようなパネルが表示されます。
- メニュー バーの [Add Pattern] ボタン (プラス記号が付いているもの) をクリックし、画像のサンプルからいずれか 3 つのビットマップ画像を参照します。デフォルトのディレクトリの場所は、C:\Texas Instruments-DLP\DLPC900REF-SW-5.x\DLPC900REF-GUI\Images and Batch files\[DMD]_Images です。使用する EVM に応じた画像サブフォルダから選択します。これら 3 つの画像はすべて、[open file] ダイアログ ウィンドウ内で同時に選択できますが、GUI ではダイアログ ウィンドウと同じ順序で表示されるとは限りません。
注:
次の 3 つの手順では、選択したパターンが、明るい灰色の選択領域で示されます。図 2-2 を参照してください。この図は、3 番目のパターン (パターン 2) を選択した状態です。
- [Pattern Design] パネルで、最初のパターン (パターン 0) を選択し、ビット深度 1 を選択します。露出を 100000μs に、ダークタイムを 50000μs に設定して、カラーの「赤色」を選択します。
- 2 番目のパターン (パターン 1) を選択し、ビット深度 1 を選択します。露出を 150000μs に、ダークタイムを 75000μs に設定し、カラーの「緑色」を選択します。
- 3 番目のパターン (パターン 2) を選択し、ビット深度 1 を選択します。露出を 200000μs に、ダークタイムを 100000μs に設定して、カラーの「青色」を選択します。パターン シーケンスを、図 2-2 に示します。
- パターン シーケンスを連続的に繰り返すには、[Repeat] ラジオ ボタンを選択します。
- [Update LUT] ボタンをクリックして、3 つのパターン画像を含むパターン シーケンスの定義を EVM にアップロードします。
- [Start] ボタンをクリックしてパターン シーケンスを実行します。選択した 3 つのパターンは、手順 3、4、5 で入力した時間だけ表示され、手順 9 が完了するまで繰り返されます。
- [Stop] ボタンをクリックすると、パターン シーケンスが停止します。