OPA3875

OPA3875は、非常に広帯域の3チャネル2：1マルチプレクサを小型のSSOP-16パッケージで提供します。OPA3875は、わずか チャネルあたり11mAを消費し、大信号帯域幅（4V_PP）が400MHz以上でゲインが2の3チャネルのビデオ･アンプを提供し ます。ゲイン精度およびスイッチング･グリッチは、新しい入力段スイッチング技術（特許取得）を使用しているため、以前 のソリューションより改善されています。この技術では、全体の閉ループ設計は維持しつつ、入力スイッチとして電流ステア リング回路を使用しています。この技術を使用することにより、各3チャネル対におけるゲインの整合も大幅に改善されてい ます（ゲインの不整合<0.2％）。OPA3875は、ゲイン2で小信号帯域幅が700MHzより大きく、ゲイン平坦度は150MHz以上まで 標準で0.1dB以内です。

OPA3875のチップ･イネーブル機能の使用により、システム電力を低減することができます。チップ･イネーブル信号ラインを “High”にすると、OPA3875の全電源電流は900μA以下まで低減されます。複数のOPA3875出力を相互に多重化し、チップ ･イネーブルを使用してアクティブなチャネルを選択すると、3チャネル出力へ接続可能な入力数が増加します。

OPA3875の1つのチャネルだけが必要な場合、OPA875の使用を推奨します。