JAJSVT6A December 2024 – August 2025 LM51770 , LM517701
PRODUCTION DATA
LM51770x には、許容誤差の小さい内部トリム発振器があります。RT ピンをオープンのままにすると、発振器の周波数は 75kHz になります。RT ピンを接地すると、スイッチング周波数は最大 2.5MHz になります。RT ピンからグランドに抵抗を接続することで、発振器の周波数の増減をプログラムします。特定の発振器周波数の RT 抵抗を計算するには、式 2を使用します。
RT ピンは、デバイスがアクティブ モードのとき、内部電圧源によって 0.75V にレギュレートされます。そのため、抵抗を流れる電流を変更することで、動作中にスイッチング周波数を動的に変更します。図 8-10 および 図 8-11 に、抵抗値の切り替え、または抵抗を介した外部電圧源の印加によって周波数を変更する 2 つの例を示します。追加の容量を RT ピンに直接接続することは推奨しません。
図 8-10 周波数ホッピングの例
図 8-11 動的な周波数変更の例