JAJSVT6A December 2024 – August 2025 LM51770 , LM517701
PRODUCTION DATA
内蔵のピーク電流センサにより、誘導性センシングの低減が可能になります。センサはメイン インダクタと直列に配置されており、あらゆる動作モード (昇圧、昇降圧、降圧) でだけでなく、双方向動作などの両方向のピーク インダクタ電流を監視することもできます。
統合型センサで高帯域幅の信号をサポートするため、最高の性能を実現するために、選択した動作点に差動モード フィルタを採用することが推奨されます。ほとんどのアプリケーションでは、R(DIFF1/2) に 10Ω の抵抗値を推奨します。次の式を使用して、フィルタ コンデンサを決定します。
差動フィルタは、降圧モードまたは昇圧モードの最小オン時間の 10 分の 1 に設定します。
電流検出抵抗は、形状と選択した部品ベンダの設計に基づいて寄生インダクタンスで構成されます。必要なアプリケーションに大電流が必要な場合は、複数の検出抵抗を並列に配置することで、外部部品の寄生容量による影響を低減します。