JAJSWS1A June 2025 – December 2025 AFE10004-EP
PRODUCTION DATA
デバイスごとのパッケージ図は、PDF版データシートをご参照ください。
EEPROM で異なる構成が書き込まれない限り、起動時に自律動作がアクティブになります。デフォルトでは、温度センサはアクティブ (TMPSD = 0) であり、LUT および両方の温度センサが有効 (LUTDIS = 0、REN = 1、LEN = 1) になっています。また、デフォルトでは、温度上書き (TMPOW) と DAC 上書き (DAC×OW) ビットがクリアされます。
自律モードでは、デバイスはスタートアップ時に温度測定を開始します。各温度センサの更新により、ALU はユーザー定義の係数、極性、および LUT ページに格納された BASE 値を使用して出力を再計算します。ALU 出力は DAC LUT レジスタに渡され、最終的に DAC 入力を駆動します。
データ パスが上書きされるか、LUT が無効化される (LUTDIS = 1)、または温度センサが電源オフされる (TMPSD = 1) まで、デバイスは自律動作を続けます。LUT が無効化されるか温度センサが電源オフされると、DAC 出力は最後に計算された値のまま維持されます。デバイスは再設定が正しく行われると、自動的に自律動作に戻ります。