JAJSWS1 June 2025 AFE10004-EP
ADVANCE INFORMATION
デバイスごとのパッケージ図は、PDF版データシートをご参照ください。
デバイスは、 I2C に対応しています。I2C では、転送を開始するデバイスをコントローラと呼び、コントローラによって制御されるデバイスをターゲットと呼びます。バスを制御するには、シリアル クロック (SCL) を生成し、バス アクセスを制御し、START 条件と STOP 条件を生成するコントローラ デバイスを使用します。
特定のデバイスをアドレス指定するには、START 条件が開始されます。START 条件は、SCL が High の間にデータライン (SDA) を High から Low のロジックレベルにプルダウンすることで示されます。バス上のすべてのターゲットは、ターゲット アドレス バイトでシフトし、最下位ビットは読み出し動作か書き込み動作かを示します。アドレス指定されたターゲットは、9 番目のクロック パルスのときアクノリッジ ビットを生成し、SDA を Low にすることで、コントローラに応答します。
その後でデータ転送が開始され、8 つのクロック パルスに合わせて送信されてから、アクノリッジ ビットが続きます。データ転送中、SCL が High の間に SDA が変化すると制御信号と解釈されるため、SCL が High の間は SDA が安定状態であることを確認します。
すべてのデータが転送された後、コントローラは STOP 条件を生成します。STOP 条件は、SCL が High の間に SDA を Low から High にプルダウンすることで示されます。