JAJSWY2 July 2025 TPLD2001
ADVANCE INFORMATION
周波数コンパレータ (FCMP) として構成した場合、このマクロセルは、入力信号が、データで指定された周期よりも速いか遅いかを示します。デバイスの起動後のこのマクロセルの初期出力値は、初期値、初期値 Low、または初期値 High をバイパスするように設定することもできます。周波数コンパレータがリセットされるエッジは、エッジ選択パラメータによって決定され、次のように構成できます。
立ち上がり:IN の立ち上がりエッジで、周波数コンパレータをトリガおよびリセット。
立ち下がり:IN の立ち下がりエッジで、周波数コンパレータをトリガおよびリセット。
両方:IN の立ち上がりエッジで周波数コンパレータがカウントを開始、IN の立ち下がりエッジで周波数コンパレータをリセット。
トリガを受信すると、さらに 2 クロック サイクルを使用して IN およびカウンタを CLK と同期させます。その後、CLK の次の立ち上がりエッジで、カウンタはデータの値からデクリメントを開始します。
内部カウンタが 0 に達すると、FCMP マクロセルは Low 信号を出力し、入力周波数がデータの値よりも遅いことを示します。それ以外の場合で、カウンタが 0 に達する前にリセットによって中断されると、FCMP マクロセルは High 信号を出力し、IN の信号のほうが速いことを示します。
図 7-19 に、エッジ選択パラメータに基づいて FCMP マクロセルがどのように動作するかの例を示します。