JAJZ025C November 2023 – July 2025 AM263P2-Q1 , AM263P4 , AM263P4-Q1
CONTROLSS: 競合状態 OUTPUT_XBAR と PWM_XBAR により、イベント ミスが発生します
キャプチャ レジスタで競合状態が発生する可能性があり、同じレジスタの他のイベントがレジスタへの書き込みによってクリアされている間にイベントが失われる可能性があります。この問題の影響を受けるレジスタは、以下のとおりです。
C2K_PWMXBAR:PWMXBAR_STATUS
C2K_OUTPUTXBAR:OUTPUTXBAR_STATUS
WA -1 (イベント幅が 50ns を超える場合):
デフォルトでは、レベル イベント (幅 > 50ns) は「STATUS」レジスタでキャプチャされます。「Clr Flag」の実行中に、ハードウェアからの新しいイベントが同時にアサートされた場合、FLAG レジスタで見逃されます。ただし、STATUS レジスタは、FLAG レジスタで見逃されたイベントをキャプチャします。「Clr FLAG」が完了した後、「STATUS」レジスタを読み出すと、「STATUS」での読み取りに基づいて、見逃したイベントのキャプチャ/処理が可能になります。
WA-1:ISR シーケンス:
Read FLAG Event[x]
Read STATUS、すべてのイベント
Clr FLAG、Event[x]
Read STATUS、すべてのイベント
欠けている HW イベント FLAG をキャプチャ
存在する場合はそれに応じて処理

WA -2 (任意のイベント幅):
ISR で、同じイベントで OUTPUTXBAR を有効化してから、「Clr PWMXBAR FLAG」を有効化します。
同じウィンドウ中に見逃されたハードウェア イベントは、「OUTPUTXBAR FLAG」でキャプチャされます。OUTPUTXBAR FLAG を読み取り、それに応じて処理します
「Clr OUTPUTXBAR FLAG」に続き、ISR で OUTPUTXBAR を無効にします。
WA-2:ISR シーケンス:
Read FLAG Event[x]
Read STATUS、すべてのイベント
Enable OutPutxBAR
- 同じイベントをマップ
Clr FLAG、Event[x] PWMXBAR
Read STATUS
- 不足している HW イベント FLAG をキャプチャ
OUTPUTXBAR_FLAG からトリガ
(プロセスが存在する場合)
- Clr FLAG、Event[y] OutputXBAR
