デバイス制御カードの設定には、JTAG 経由の通信が必要であり、絶縁 UART ポートを使用します。また、適切な ADC 基準電圧も提供する必要があります。以下に、F28379D 制御カードのリビジョン 1.1 に必要な設定を示します。
C2000Ware の <sdk_install_path>\c2000ware\boards\controlCARDs\TMDSCNCD28379D にある情報シートも参照してください。
- デバイスへの JTAG 接続と SFRA GUI 用の UART 接続を確立するには、制御カードの A:SW1 を両端で ON (上) に設定する必要があります。このスイッチが OFF (下) になっている場合、制御カードに内蔵されている絶縁 JTAG を使用できず、SFRA GUI はデバイスと通信できません。
- A:J1 は、USB ケーブル用のコネクタで、Code Composer Studio (CCS) が実行されているホスト PC からデバイスに通信するために使用されます。前述したように、USB アイソレータを使用してラップトップに接続します。
- この設計の制御ループの調整には 3.3V の基準電圧が適切です。そのため、オンチップ ADC に 3.3V の基準電圧を外部から供給するように適切なジャンパを設定します。F28379D 制御カードのバージョン 1.3 では、SW3 と SW2 を「.」側の端 (定義通り左側) に移動します。これにより、3.3V VDDA が ADC の基準電圧となります。詳細については、「情報シート」を参照してください。
- ジャンパ コネクタ J3 で、ジャンパを使用してピン 2 とピン 3 を接続します。