この設計の Device Under Test (DUT) は、以下に示す複数のコンポーネントで設定され、動作します。
- E7 TIDA-01606 マザー ボード 1 枚
- TMS320F28379D 制御カードまたは TMS320F280039C 制御カード
- スナップ フェライト付き Mini USB ケーブル (ZCAT3035-1330-BK など、ノイズ耐性のために推奨)
- USB アイソレータ 1 個 (安全性とノイズ耐性のため)
- ラップトップまたはその他のコンピュータ (Microsoft® Windows® 11 オペレーティング システムなど)
この設計への電力供給と評価に必要な試験装置は、以下のとおりです。
- 1 次側ボード電源用の 12V、2A ベンチ型電源。TI は、過電圧保護 (OVP) 機能と過電流保護 (OCP) 機能を備えた電源を推奨します。
- PFC モードの場合:
- 400VL-L 対応の 3 相 AC 電源
- 11kW 等価電子負荷を DC 出力に接続
- インバータ モードの場合:
- スター型接続の抵抗性負荷ネットワーク (11kW の負荷バンクなど)
- DC リンク入力用の 800V、12A 電源
- 4 チャネル、電源品質アナライザ (WT5000 など)
- オシロスコープ、電圧計、差動プローブ (P5200A など)、電流プローブ (TCP0030 など
この設計は、高速エッジカード (HSEC) の概念を採用しています。この設計は、互換性のある HSEC 制御を使用して、C2000™ マイコン製品ファミリの複数のデバイスに拡張できます。マイコンの電力段の制御に使用される主要なリソースを 表 3-1 に示します。