JAJU922A October 2022 – February 2024
図 5-14 閉電圧ループに対する SFRA 開ループ プロット (Vprim 400V、Vsec 300V、電力 1.972kW、Fsw 500kHz)また、周波数応答データは SFRA データ フォルダ下のプロジェクト フォルダに保存され、SFRA 実行時のタイム スタンプが記録されます。SFRA は、システムの動作範囲をカバーするために、異なる周波数設定ポイントで実行できます。補償器は、これらの測定プロットを使用して次のラボで設計されるため、このタイム スタンプを覚えておくか、SFRA.csv ファイルの名前をわかりやすいものに変更してください。
異なる周波数ポイントで分析を繰り返してください。プラント ゲインは周波数ポイントによって異なります。333kHz で測定されたゲインについては 図 5-15 を、680kHz で測定されたゲインについては 図 5-16 を参照してください。このことから、コンバータの周波数範囲全体で安定した補償器を選択する必要があります。すべての実行結果は CSV ファイルに保存され、Compensation Designer にインポートして動作範囲全体の安定性をチェックできます。
図 5-15 閉電圧ループに対する SFRA 開ループ プロット (Vprim 400V、Vsec 320V、電力 2.174kW、Fsw 333kHz)
図 5-16 閉電圧ループに対する SFRA 開ループ プロット (Vprim 400V、Vsec 293V、電力 1.828kW、Fsw 680kHz)