JAJA885A November 2023 – May 2025 MSPM0C1104 , MSPM0G3507 , MSPM0L1227 , MSPM0L1227-Q1 , MSPM0L1228 , MSPM0L1228-Q1 , MSPM0L1306 , MSPM0L2227 , MSPM0L2227-Q1 , MSPM0L2228 , MSPM0L2228-Q1
MSPM0 GPIO 機能は、RL78G が提供するほぼすべての機能を網羅しています。RL78 では、ピン機能やポート機能という用語を使用します。この用語は、デバイスのピン管理や割り込みの生成など、ピンに関わるあらゆる機能を包括的に指します。MSPM0 GPIO および IOMUX の機能について以下に説明します:
MSPM0 GPIO と IOMUX を組み合わせることで、RL78 ポート機能およびピン機能と同じ機能を実現できます。さらに、MSPM0 は、DMA 接続、制御可能な入力フィルタリング、イベント機能など、RL78 デバイスでは利用できない機能を提供します。
| 機能 | RL78 | MSPM0 |
|---|---|---|
| 出力モード | プルアップ N チャネル付きのオープン ドレイン |
プルアップまたはプルダウン付きのプッシュプル オープンドレイン、プルダウン Hi-Z付き |
| 入力モード | プルアップ 入力スレッショルド レベル CMOS または TTL 入力バッファ アナログ |
フローティング プルアップまたはプルダウン アナログ |
| GPIO 速度の選択 | いいえ | MSPM0 は、すべての IO ピンに標準 IO (SDIO) を提供する。 MSPM0 高速 IO (HSIO) は、選択されたピンで利用可能。 |
| High-drive GPIO | ポートとチップタイプによっては、最大値は VDD = 5V で約56mA、VDD = 3.3Vで13.3mAです | VDD = 3.3V で約 20mA、High Drive IO (HDIO) と呼ばれる。 |
| アトミック ビットのセットとリセット | あり | あり |
| 代替機能 | PIOR レジスタを使用 | IOMUX を使用 |
| 高速トグル | いいえ | MSPM0 はクロック サイクルごとにピンを切り替えることが可能 |
| ウェークアップ | いいえ | GPIO ピンの状態変更 |
| GPIO は DMA によって制御される | いいえ | MSPM0 でのみ利用可能 |
| ユーザー制御の入力フィルタリングにより、1、3、8 ULPCLK 周期未満のグリッチを除去する | いいえ | MSPM0 でのみ利用可能 |
| ユーザー制御可能な入力ヒステリシス | いいえ | MSPM0 でのみ利用可能 |
GPIO サンプルコード:GPIO サンプル コードの詳細については、『MSPM0 SDK サンプル ガイド』を参照してください。