JAJSW85 February 2025 TUSB1146-Q1
PRODUCTION DATA
固定 EQ 動作では、USB-C レセプタクルに接続されるすべてのデバイス(USB ケーブルの有無を問わず)に対して、単一の EQ 設定が使用されます。TI は、ポストチャネル(MIN(XEF、XGH))の損失よりも約 4dB ~ 5dB 高い値に、GPIO モードの場合は TUSB1146-Q1 の EQ[1:0] ピンを、I2C モードの場合は EQ1_SEL および EQ2_SEL を設定することを推奨しています。たとえば、ポスト チャネルが 0.5 インチの場合、5GHz において 1 インチあたり -1dB の損失を想定すると、EQ1_SEL および EQ2_SEL を 4.5dB ~ 5.5dB の範囲で設定します。TI は、設定の最適化を行うために、USB3.1 Rx JTOL のロング チャネルおよびショート チャネルテストを実施することを推奨します。USB 3.1 ホストによっては、ロング チャネルテストとショート チャネル テストの両方を満たす単一の EQ 設定が不可能な場合があります。その場合は、TI は高速 AEQ モードまたはフル AEQ モードの使用を推奨します。