JAJSW85 February 2025 TUSB1146-Q1
PRODUCTION DATA
図 8-2 は、TUSB1146-Q1 デバイスの代表的な使用法を示します。このデバイスは、GPIO ピンや I2C インターフェイスを介して構成できます。以下の例では、Type-C PD コントローラを使用して、I2C インターフェイス経由でデバイスを構成しています。I2C モードに構成すると、ピン 29 と 32 は未接続のままにできます。I2C モードでは、各レシーバのイコライゼーション設定は I2C レジスタにより独立して制御可能です。このため、イコライゼーション ピン(EQ[1:0]、SSEQ[1:0]、DPEQ[1:0])はすべて未接続のままにすることが可能です。これらのピンが未接続の場合、DPEQ0/A1 および SSEQ0/A0 がピン レベル “F” であるため、TUSB1146-Q1 の 7 ビットの I2C ターゲット アドレスは 0x12 です。別の I2C ターゲット アドレスが必要な場合は、DPEQ0/A1 および SSEQ0/A0 ピンを、必要な I2C ターゲット アドレスを生成するレベルに設定します。