JAJSJO5C October 2022 – October 2025 LM64440-Q1 , LM64460-Q1
PRODUCTION DATA
自動モード動作と同様に、MODE/SYNC ピンを使用して FPWM 動作を選択します。FPWM は同期中にデフォルトで適用されます。FPWM モードでは、軽負荷時にインダクタに負電流を流すことでスイッチング周波数が一定に維持されます。負電流は、逆電流制限回路により LM64460-Q1 では -3A、LM64440-Q1 デバイスでは -2A に制限されます。
自動モードと FPWM モードの間の遷移は、動作中に指示できます。これらの遷移は、数 10 クロック サイクルを使って段階的に行われるため、遷移中の出力電圧の乱れを最小限に抑えることができます。CCM で動作するのに十分なほど負荷が重い場合、FPWM モードと自動モードの動作は同じになるため、次に回路の負荷が軽くなるまで動作に変化は見られません。
FPWM モードでは、軽負荷時であっても最小オン時間を指示できるほど出力電圧が高ければ、依然として周波数を低減できるため、出力をプルアップする必要があるフォルト中も良好に動作できます。