JAJSNO9A January 2022 – December 2024 TAA5212
PRODUCTION DATA
アナログ マイクのサポートに加えて、TAA5212 は、デジタル パルス密度変調 (PDM) マイクへのインターフェースをもサポートし、高次および高性能のデシメーション フィルタを使用して、ホストへのオーディオ シリアル インターフェースで伝送可能なパルス符号変調 (PCM) 出力データを生成します。このデバイスは、最大 4 つのデジタル マイクロ フォン録音チャネルをサポートします (アナログ チャネルを使用しない場合)。また、2 つのアナログ マイク チャネルと 2 つのデジタル マイク チャネル、または 1 つのアナログ チャネルと 3 つのデジタル マイク チャネルでの同時録音もサポートできます。
GPIOx、GPI1、GPO1 ピンは、デジタル PDM マイク録音用の表 6-41に従って、PDM データ ライン (PDMDINx) および PDM クロック (PDMCLK) 機能用に構成できます。
このデバイスは、内部で PDMCLK を生成します。周波数は、6.144MHz、3.072MHz、1.536MHz、または 768kHz(出力データ サンプル レートが 48kHz の倍数または約数の場合)または 5.6448MHz、2.8224MHz、1.4112MHz、または 705.6kHz( 6kHz(出力データのサンプル レートが 44.1kHz の倍数またはその倍数でない場合)を使用するには、PDM_CLK_CFG[1:0](P0_R53_D[7:6])レジスタ ビットを使用します。PDMCLK は、以下の対応する構成レジスタを使用して、GPIOx および GPO1 ピンに配線できます。GPIO1_CFG (P0_R10[7:4])、GPIO2_CFG (P0_R11[7:4])、GPO1_CFG (P0_R12[7:4])。このクロックは、外部デジタル マイクロフォン デバイスに接続できます。図 6-63 は、デジタル PDM マイクの接続図を示します。
外部デジタル マイク機器のシングル ビット出力を GPI1 または GPIOx ピンに接続できます。このデバイスは、2 つの PDM データ ラインをサポートしています。PDM_DIN1_SEL(P0_R19_D[3:2])および PDM_DIN2_SEL(P0_R19_D[1:0])レジスタで設定された PDMDIN1 およびPDMDIN2。GPI1 を使用する際は、GPI1_CFG(P0_R13[1])を使用して GPI1 機能が有効になっていることを確認します。この単一のデータ ラインは、2 つのデジタル マイクで共有することができ、PDMCLK の反対側のエッジにデータを配置します。内部では、PDMDIN1_EDGE(P0_R19_D[4])と PDMDIN2_EDGE(P0_R19_D[5])に設定された構成レジスタ ビットに基づいて、PDMCLK の立ち上がりエッジまたは立ち下がりエッジのいずれかで、データの安定した値がラッチされます。図 6-64 に、デジタル PDM マイクロフォン インターフェイスのタイミング図を示します。
図 6-64 デジタル PDM マイクロフォン プロトコルのタイミング図デジタル マイクを使用して録音を行うと、各 ADC チャネルのアナログ ブロックはパワー ダウンしてバイパスされ、電力効率が向上します。チャネル 3 とチャネル 4 は、デジタル マイクロフォン インターフェイスのみをサポートします。アナログ マイクまたはチャネル 1 からチャネル 2 のデジタル マイクを選択するには、PDM_CH1_SEL[1:0] (P0_R19_D[7]) および PDM_CH2_SEL[1:0] (P0_R19_D[6]) レジスタ ビットを使用します。