JAJU883C december   2020  – may 2023 DLPC900

 

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  2. 商標
  3.   はじめにお読みください
  4. このガイドについて
  5. テキサス・インスツルメンツの関連資料
  6. サポートが必要な場合
  7. DLP LightCrafter シングル DLPC900 EVM の概要
    1. 5.1 ようこそ
    2. 5.2 DLP LightCrafter シングル DLPC900 評価基板 (EVM) のハードウェア
    3. 5.3 評価基板
    4. 5.4 動作に必要なその他の品目
    5. 5.5 DLP LightCrafter シングル DLPC900 の接続
      1. 5.5.1 DLP LightCrafter シングル DLPC900 LED のイネーブルおよび PWM 出力
      2. 5.5.2 DLP LightCrafter シングル DLPC900 のトリガ入出力電圧セレクタ
    6. 5.6 DLP LightCrafter シングル DLPC900 EVM のフレックス・ケーブル
    7. 5.7 DLP LightCrafter シングル DLPC900 EVM と DMD EVM アセンブリ
  8. クイック・スタート
    1. 6.1 DLP LightCrafter シングル DLPC900 EVM の電源オン
    2. 6.2 単純なパターン・シーケンスの作成
  9. DLP LightCrafter シングル DLPC900 EVM の操作
    1. 7.1  DLP LightCrafter シングル DLPC900 の制御ソフトウェア
    2. 7.2  PC ソフトウェア
    3. 7.3  システムの共通コントロール
      1. 7.3.1 動作モード
      2. 7.3.2 接続される DMD のタイプ
      3. 7.3.3 EVM の情報
      4. 7.3.4 ステータス
    4. 7.4  システムの設定
    5. 7.5  ビデオ・モード
      1. 7.5.1 ビデオのサポート
    6. 7.6  パターン・モード
      1. 7.6.1 メニュー・バー
      2. 7.6.2 パターン・オン・ザ・フライ・モードでのパターン・シーケンスの作成
      3. 7.6.3 保存済みパターン・モードのパターン・シーケンスの作成
      4. 7.6.4 LUT の編集機能によるパターン・シーケンスの順序変更
        1. 7.6.4.1 LUT の編集機能を使用するときの入力トリガに関する特別な考慮事項
      5. 7.6.5 ビデオ・パターン・モードのパターン・シーケンスの作成
      6. 7.6.6 DMD ブロック負荷によるパターン・シーケンスの作成
      7. 7.6.7 バターンの設定
    7. 7.7  パッチ・ファイル
      1. 7.7.1 バッチ・ファイルの実行
      2. 7.7.2 バッチ・ファイルの作成と保存
        1. 7.7.2.1 GUI でのバッチ・ファイルの作成と保存
        2. 7.7.2.2 テキスト・エディタによるバッチ・ファイルの作成
      3. 7.7.3 バッチ・ファイルのロード
      4. 7.7.4 ファームウェアへのバッチ・ファイルの追加
    8. 7.8  ペリフェラル
    9. 7.9  ファームウェア
      1. 7.9.1 ファームウェアへのパターンの追加または削除
        1. 7.9.1.1 画像の削除
        2. 7.9.1.2 画像の追加
        3. 7.9.1.3 画像とバッチ・ファイルの両方の追加
      2. 7.9.2 サポートされている別の DMD 用にファームウェアを再プログラムする
    10. 7.10 フラッシュ・デバイスのパラメータ
    11. 7.11 JTAG フラッシュ・プログラミング
    12. 7.12 EDID のプログラミング
  10. コネクタ
    1. 8.1  入力トリガ・コネクタ
    2. 8.2  出力トリガ・コネクタ
    3. 8.3  DLPC900 UART
    4. 8.4  DLPC900 の I2C ポート 0
    5. 8.5  DLPC900 の I2C ポート 1
    6. 8.6  DLPC900 の I2C ポート 2
    7. 8.7  JTAG バウンダリ・スキャン
    8. 8.8  GPIO と PWM
    9. 8.9  電源
    10. 8.10 外部パラレル・ビデオ・コネクタ
  11. 電源要件
    1. 9.1 外部電源要件
  12. 10安全
    1. 10.1 警告ラベル
  13. 11改訂履歴

パターン・オン・ザ・フライ・モードでのパターン・シーケンスの作成

パターン・オン・ザ・フライ・モード は、パターン・シーケンスを作成するための最も簡単で迅速な方法です。次の手順に従い、3 つの画像を使用して簡単なパターン・シーケンスを作成します。

  1. EVM の電源がオンで、正しく動作しており、[Connected] ラジオ・ボタンが緑色に点灯していることを確認します。
  2. [Operating Mode] グループ・ボックスから [Pattern On-The-Fly Mode] を選択してから、[Pattern Design] ボタンをクリックすると、図 7-6 に示すような大きな黒いパネルが表示されます。
  3. メニュー・バーの [Add Pattern] ボタンをクリックし、サンプルの画像ディレクトリから 3 つのビットマップ画像を参照します。使用する EVM に応じたイメージ・フォルダから選択します。3 つの画像はすべて、[open file] ダイアログ・ウィンドウ内で同時に選択できます。一度に複数のファイルを選択すると、オペレーティング・システムは選択した順序でイメージをロードできない場合があります。事前に定義された順序で画像を追加するには、[Load] ボタンを使用します。このオプションは、各ビットマップのファイル名が目的の順序で指定されたテキスト・ファイルから画像をロードします。または、順序を保証するため、[Add Patter] ボタンを使用して、1 つずつ順に画像を追加することもできます。ファイルから画像をロードする例を、図 7-8 に示します。ビットマップ画像は、テキスト・ファイルと同じディレクトリに配置する必要があります。画像を追加してから、図 7-9 を参照してください。
    GUID-0CC1EB4A-6CE6-4286-9195-A8BB9DF4F335-low.gif図 7-8 リストから追加
    GUID-9EAECE53-1C8B-4239-8611-C6D1732EF689-low.gif図 7-9 バターン・シーケンス
  4. ここで、ディスプレイの各パターンを個別に選択でき、複数を同時に選択することもできます。順に並んでいる複数のパターンを選択するには、Shift キーを押しながらクリックします。順に並んでいない複数のパターンを選択するには、Ctrl キーを押しながらクリックします。メニュー・バーの [Select All Patterns] ボタンを使用しても、すべての画像を選択できます。
  5. 最初のパターンを選択し、ビット深度 1 を選択します。露出を 100000μs に、ダークタイムを 50000μs に設定します。ダークタイムとは、パターンが終了してから、次のパターンの開始までの時間です。カラーの「赤色」を選択します。
  6. 2 番目のパターンを選択し、ビット深度 1 を選択します。露出を 150000μs に、ダークタイムを 75000μs に設定し、カラーの「緑色」を選択します。
  7. 3 番目のパターンを選択し、ビット深度 1 を選択します。露出を 200000μs に、ダークタイムを 100000μs に設定し、カラーの「青色」を選択します。パターン・シーケンスを、図 7-10 に示します。[Zoom] バーを使用して拡大と縮小を行えます。これは、多くのパターンがパネルにロードされているときに便利です。
    GUID-190DAE3F-1294-499C-962F-C8CEF369B0C0-low.gif図 7-10 3 パターンのシーケンス
  8. パターン・シーケンスを連続的に繰り返すには、[Repeat] ラジオ・ボタンを選択します。1 回だけ実行するなら、[Play Once] ラジオ・ボタンを選択します。
  9. [Update LUT] ボタンをクリックして、3 つのパターン画像を含むパターン・シーケンスの定義を DLPC900 にアップロードします。緑色のステータス・バーは、更新された LUT が EVM にアップロードされていることを示しています。ユーザーが新しいパターンを実際にアップロードせず、パターンの設定のみを編集した場合、このアニメーションは表示されません。パターン・シーケンスにエラーがある場合、GUI にエラー・メッセージが表示されます。
  10. アップロードが完了したら、[Start] ボタンをクリックします。ディスプレイに、赤色、緑色、青色のドットが繰り返し表示されます。
  11. パターン・シーケンスを一時停止するには、[Pause] ボタンをクリックします。パターン・シーケンスを一時停止した場所から続行するには、[Start] ボタンをクリックします。
  12. パターン・シーケンスを停止するには、[Stop] ボタンをクリックします。パターン・シーケンスを再開するには、[Start] ボタンをクリックします。[Stop] ボタンでパターン・シーケンスが停止している場合、パターン・シーケンスは最初から開始されます。

必要なコマンドと圧縮された画像をすべて含むバッチ・ファイルを使用して、パターン・オン・ザ・フライ・モードでパターン・シーケンスを作成する方法もあります。

バッチ・ファイルを使用してパターン・シーケンスを実行するには、次の手順に従います。

  1. パターン・シーケンスが現在実行中なら、停止します。
  2. GUI の上端にある [Batch Files] ボタンをクリックします。
  3. [Enable Command Logging] チェックボックスをオンにします。
  4. [Clear All] ボタンをクリックして、パネル内のコンテンツをすべてクリアします。
  5. [Load Batch File] ボタンをクリックし、サンプル画像ディレクトリにある onthefly.txt ファイルを選択します。使用する EVM に適したファイルを選択してください。
  6. [Execute All] ボタンをクリックします。バッチ・ファイルが実行されるまで待ちます。
  7. GUI の上端にある [Pattern Mode] ボタンをクリックします。
  8. [Start] ボタンをクリックします。
  9. この例を終了するには、[Stop] ボタンをクリックします。