LM5180は1次側レギュレーション(PSR)のフライバック・コンバータで、4.5V～65Vの広い入力電圧範囲にわたって高い効率を実現します。絶縁出力電圧は1次側フライバック電圧からサンプリングされるため、出力電圧のレギュレーションを行うためにフォトカプラ、基準電圧、変圧器からの3次巻線を必要としません。高いレベルの統合により、絶縁バリアと交差する部品は 1 つだけで、単純で信頼性が高く、高密度の設計が実現されています。境界導通モード (BCM) スイッチングにより、小型の磁気的ソリューションと、±1.5% 以内の負荷およびライン・レギュレーション性能を実現できます。内蔵の100VパワーMOSFETは最大7Wの出力電力を供給でき、ライン過渡に対する余裕が拡大されています。
LM5180コンバータには、対象の最終機器に合わせて性能を最適化するオプション機能があるため、絶縁DC/DC電源の実装が簡単になります。出力電圧を1つの抵抗で設定でき、オプションの抵抗を使用するとフライバック・ダイオードの電圧降下の温度係数を打ち消して電圧精度を向上できます。追加機能として、内部的に固定または外部的にプログラム可能なソフトスタート、オプションの高効率用バイアス電源接続、可変ラインUVLO用のヒステリシス付き高精度イネーブル入力、ヒカップ・モード過負荷保護、自動復元機能付きのサーマル・シャットダウン保護機能があります。
LM5180フライバック・コンバータは、8ピン、4mm×4mm、0.8mmピン・ピッチの、熱的に強化されたWSONパッケージで供給されます。
その他のアイテムや必要なリソースを参照するには、以下のタイトルをクリックして詳細ページを表示してください。
| パッケージ | ピン数 | ダウンロード |
|---|---|---|
| WSON (NGU) | 8 | オプションの表示 |
推奨製品には、この TI 製品に関連するパラメータ、評価基板、またはリファレンス・デザインが存在する可能性があります。