JAJSGI4C November 2018 – March 2025 ADC12DJ3200QML-SP
PRODUCTION DATA
各チャネルの DDC では、4 種類の周波数および位相設定を使用できます。4 つの設定はそれぞれ、NCO 内で異なる位相アキュムレータを使用します。4 つの位相アキュムレータはすべて独立しており連続的に動作するため、異なる NCO 周波数間の迅速な切り替えが可能なため、位相コヒーレントな周波数ホッピングが可能です。
各チャネルに使用される固有の周波数位相ペアは、CMODE が 1 に設定されている場合、NCOA[1:0] または NCOB[1:0] 入力ピンにより選択されます。または、CMODE を 0 (デフォルト) に設定することで、DDC A 用の CSELA と DDC B 用の CSELB で SPI を介して選択された NCO を選択することもできます。GPIO と SPI の両方の選択オプションに対する NCO 選択の論理表を表 6-8 に示します。
| NCO の選択 | CMODE | NCOx1 | NCOx0 | CSELx[1] | CSELx[0] |
|---|---|---|---|---|---|
| GPIO を使用するNCO 0 | 1 | 0 | 0 | X | X |
| GPIO を使用するNCO 1 | 1 | 0 | 1 | X | X |
| GPIO を使用するNCO 2 | 1 | 1 | 0 | X | X |
| GPIO を使用するNCO 3 | 1 | 1 | 1 | X | X |
| SPI を使用するNCO 0 | 0 | X | X | 0 | 0 |
| SPI を使用するNCO 1 | 0 | X | X | 0 | 1 |
| SPI を使用するNCO 2 | 0 | X | X | 1 | 0 |
| SPI を使用するNCO 3 | 0 | X | X | 1 | 1 |
各位相アキュムレータの周波数は、FREQAx、FREQBx (x = 0 ~ 3)、およびオプションで NCO_RDIV レジスタ設定によって個別にプログラムされます。各アキュムレータの位相オフセットは、PHASEAx および PHASEBx (x = 0 ~ 3) レジスタ設定によって個別にプログラムされます。