JAJSGI4C November 2018 – March 2025 ADC12DJ3200QML-SP
PRODUCTION DATA
ADC12DJ3200QML-SP は、データ コンバータ用に JESD204B 高速シリアル インターフェイスを使用して、ADC から受信ロジック デバイスにデータを転送します。ADC12DJ3200QML-SP のシリアル化レーンは、JESD204B の最大レーン速度をわずかに上回る最大 12.8Gbps で動作できます。速度が制限されたロジック デバイスとのインターフェイスには、最大 16 レーンを使用してレーン速度を低減できます。図 6-19 に、JESD204B インターフェイス プロトコルの簡略化したブロック図を示します。
図 6-19 簡略化した JESD204B インターフェイスの図JESD204B インターフェイスで使用される各種の信号および関連する ADC12DJ3200QML-SP ピン名を、表 6-15 に参照用に簡単にまとめました。
| 信号名 | ADC12DJ3200QML-SP のピン名 | 説明 |
|---|---|---|
| データ | DA0+...DA7+、DA0–...DA7–、DB0+...DB7+、DB0–...DB7– | 8b、10b エンコード後の高速シリアル化データ |
| SYNC | SYNCSE、TMSTP+、TMSTP– | リンク初期化信号 (ハンドシェイク)。Low に切り替えて、コード グループ同期 (CGS) プロセスを開始します |
| デバイス クロック | CLK+、CLK– | ADC サンプリング クロック。デジタル ロジックや出力シリアライザのクロック供給にも使用します |
| SYSREF | SYSREF+、SYSREF– | 各 JESD204B デバイスの内部ローカル マルチフレーム カウンタを確定的にリセットするために使用されるシステム タイミング基準 |