JAJSWL2 May 2025 ADS117L14 , ADS117L18
PRODUCTION DATA
SPI はデイジー チェーン接続に対応しており、複数のデバイスを接続できます。デイジー チェーン動作の場合、SDO ピンを以下のデバイスの SDI ピンに接続します。特別なプログラミングは必要ありません。単に追加のシフト クロックを適用して、チェーン内のすべてのデバイスにアクセスするためのフレーム長を延長します。データを入力するため、最初に、チェーン内の最後のデバイス向けのデータをシフトインします。デバイスは、CS を high にする前に、最後の 2 バイトまたは 3 バイトのデータを解釈します (CRC がイネーブルの場合は 3 バイト) 。データは、チェーン内の最後のデバイスからシフトアウトされ、その後、チェーン内の最初のデバイスからのデータが送信されます。
図 7-50に、2 つのデバイスのデイジー チェーン接続を示します。また、図 7-51に各デバイスのレジスタ書き込みコマンドのデータ フォーマットを示します。コントローラのデータ出力ラインは、ADC (1) SDI および ADC (2) SDO に接続され、コントローラのデータ入力ラインに接続されます。ADC (1) の入力データは SDO 上でシフト アウトされ、ADC (2) の SDI を駆動します。シフト動作は、チェーン内の最後のデバイスに到達するまで続けられます。CS が high になると、SPI フレームは終了します。この時点で、各デバイスにシフトインされたデータが解釈されます。2 番目のフレームでは、ADC (2) SDO ピンを使用して両方のデバイスからレジスタ データがシフト アウトされます。