JAJU969 December 2024 AM62D-Q1
AM62D オーディオ EVM のクロック アーキテクチャを、図 2-21 に示します。
図 2-21 クロック アーキテクチャクロック ジェネレータ (部品番号 LMK1C1103PWR) は、SoC と 2 つのイーサネット PHY に 25MHz クロックを供給するために使用されます。LMK1C1103PWR は 1:3 の LVCMOS クロック バッファで、25MHz 水晶振動子 / LVCMOS リファレンス入力を取り込み、4 つの 25MHz LVCMOS クロック出力を提供します。クロック バッファのソースは、SoC からの CLKOUT0 ピンまたは 25MHz 発振器のいずれかであり、抵抗セットを使用して選択します。デフォルトでは、AM62D オーディオ EVM のクロック バッファへの入力として発振器が使用されます。クロック バッファの出力 Y1 と Y2 は、2 つのギガビット イーサネット PHY のリファレンス クロック入力として使用されます。
AM62D SoC には、その WKUP ドメインにクロックを供給するために、1 つの外部水晶振動子 (32.768kHz) が取り付けられています。
図 2-22 SOC WKUP ドメイン クロック