JAJSPC7B December 2022 – January 2025 ADS131B23
PRODUCTION DATA
ADS131B23 は、デバイスの状態を確認するのに役立つインジケータビットのセットを STATUS_MSB および STATUS_LSB レジスタ内に提供します。
追加の OTP_BANK ステータス ビットが DIGITAL_STATUS レジスタで提供されます。このデバイスには、2 つのワンタイム プログラマブル (OTP) メモリ バンク 0、バンク 1 が搭載されています。デバイスの構成および較正データは、デバイスの製造時に、これらの OTP バンクに保存されます。OTP バンクが破損すると、デバイスの動作が不明になったり、デバイスの性能が低下したりする可能性があります。バンク 0 の情報は、冗長性のためにバンク 1 で重複しています。デバイスの電源投入時またはリセット時に、デバイスは OTP バンク 0 の内容を内部メモリにロードします。デバイスがバンク 0 からデータの取得に失敗した場合、デバイスは OTP バンク 1 からコンテンツをロードします。OTP_BANK ビットは、どのバンクが取得されたかを示します。デバイスは、OTP バンク 1 から動作している場合でも通常動作します。
デバイスが OTP バンク 1 からもデータの取得に失敗すると、メモリマップ CRC フォルトフラグが 0b にセットされます。デバイスをリセットしても MEM_MAP_CRC_FAULTn 故障フラグがクリアされない場合、デバイスが損傷していると考えます。