JAJSPC7B December 2022 – January 2025 ADS131B23
PRODUCTION DATA
RREG は、デバイスのレジスタを読み取るために使用されます。コマンド ワードのバイナリ形式は 101 a aaaa aaan nnnn で、a aaaa aaa は読み出しを開始するレジスタのバイナリ アドレスで、n nnnn はリードするための連続レジスタの符号なしバイナリ数から 1 を引いた値です。デバイスは、ADC1A および ADC1B の変換データではなく、要求されたレジスタ データを、次のフレームのアドレス順に出力します。2 つ以上のレジスタを読み出す場合、フレームは通常の 4 つのワードを超えて拡張されます。
RREG コマンド フレームの後のフレームで NULL コマンドを送信し、レジスタのデータをシフト アウトします。RREG コマンドフレームに続くフレームでは、他のコマンドは受けられません。
16 ビット レジスタのデータは、個別のワード内での MSB が一致されます。図 7-30 に示すように、トレーサビリティのため、デバイスは各ワード内のレジスタ データの後にそれぞれの 8 ビット レジスタ アドレスを出力します。無効なレジスタ アドレスから読み出すと、デバイスはレジスタ データが 0000h、レジスタ アドレスが 00h で応答します。
RREG コマンド フレームの後のフレーム内のコマンド応答は、RREG コマンドが正常に実行されたか、または RREG コマンドの実行を妨げるエラーが発生したかを示します。RREG コマンドが実行されなかった場合、NULL コマンドが実行されます。
図 7-37 に、通信中に障害が発生しなかった RREG コマンドフレームを示します。