JAJSPC7B December 2022 – January 2025 ADS131B23
PRODUCTION DATA
ADS131B23 は、メインクロック (MCLK) を動作させる必要があります。図 7-1 に示すように、ADS131B23 へのメイン クロックは、次の 2 つの方法のいずれかで供給されます。
さまざまなデルタ シグマ ADC の変調器クロックは、共通のメイン・クロックから生成されます。クロック分周器は、メイン クロック周波数 (fMCLK) を 2 分周して、デューティ サイクルが 50% の変調器の周波数 (fMOD = fMCLK/2) を生成します。
CLK_SOURCE ビットを使用してクロックソースを変更する前に、それぞれの ADC 有効化ビットを使用してすべての ADC を無効にするか、またはデバイスをスタンバイ モードに設定して、クロックの切り替え中にクロック グリッチが発生しないようにします。外部クロック ソースから内部メイン発振器に切り替える場合、デバイスが内部メイン発振器に切り替わるまで、外部クロックを動作させてください。
ADS131B23 には 診断発振器 (OSCD) と呼ばれる 2 番目の内部発振器が内蔵されており、各種の監視および診断機能に使用されます。