JAJSMP3 November 2024 LMK5C22212A
ADVANCE INFORMATION
位相スルー制御を有効にすると、ヒットレス スイッチングおよびホールドオーバー終了時に出力位相過渡または位相ヒットが制限されます。ユーザーは DPLLx_PHS1_EN を選択して、位相スルー制御を有効にし、DPLLx_PHS1_THRESH および DPLLx_PHS1_TIMER で設定されたステップ制限に従うことができます。新しい入力位相を追跡しながらゆっくりと遷移する必要がある場合、位相スルー制御を有効にすると、プログラムされたタイマー値とステップ制限に基づいて位相キャンセルまたは位相ビルドアウトが削除されます。同様に、DPLL が APLL 専用モードまたはホールドオーバー モードから DPLL ロック取得モードに切り替わる場合、または 2 つの入力によるヒットレス スイッチングが周波数ロックされていない場合は、位相スルー制限が適用されます。位相キャンセル機能と位相スルー制御機能の両方が無効になっている場合、切り替えの瞬間の XO と選択された入力間または 2 つの入力間の位相オフセットに等しい位相ヒットが、DPLL ループ帯域幅によって決定される速度で出力に伝播されます。2 つの入力が切り替えられても周波数がロックされていない場合、位相スルー制御機能は、ステップ制限によって定義された速度で出力が新しい周波数にスムーズに遷移することを確認できます。