JAJSMP3 November 2024 LMK5C22212A
ADVANCE INFORMATION
時間経過カウンタ (TEC) を使用すると、2 つ (またはそれ以上) のイベント間の正確な時間を測定できます。このイベントは、GPIO ピンの立ち上がりエッジまたは立ち下がりエッジ、または SPI SCS ンの立ち下がりエッジのいずれかです。TEC 入力用に任意の GPIO ピンをプログラムできます。立ち上がりまたは立ち下がり極性は、GPIO 極性反転レジスタを使用して選択できます。各 TEC イベントが発生すると、カウンタ値がキャプチャされ、アプリケーションは 40 ビット値をリードバックできます。経過時間は、リードバック値の差に基づいて計算されます。測定精度は 7.5ns より良好であり、測定時間は正確な構成にもよりますが 59 分を超えています。TEC カウンタ キャプチャを再作動させるため、TEC_CNTR の少なくとも LSB を読み戻す必要があります。
TEC カウンタは、APLL1 VCO 周波数 ÷ 8 または PLL2 VCO 周波数 ÷ 20 に基づいて、周波数でクロック駆動されます。時間測定は、次の手順で実行されます。
TEC_CNTR レジスタは 5 つのレジスタに分割されます。
| PLL ソース | VCO 周波数 | TEC クロック周波数 | TEC クロック周期 (t) | ロールオーバー時間 |
|---|---|---|---|---|
| PLL1 | 2457.6MHz | 307.2MHz | ≅3.225ns | ≅59.6 分 |
| PLL2 | 5950MHz | 297.5MHz | ≅3.361ns | ≅61.6 分 |
| PLL2 | 5898.24MHz | 294.912MHz | ≅3.391ns | ≅62.1 分 |
| PLL2 | 5625MHz | 281.25MHz | ≅3.556ns | ≅65.1 分 |
| PLL2 | 5600MHz | 280MHz | ≅3.571ns | ≅65.4 分 |
図 7-34 に、時間経過カウンタ機能の状態を示します。