JAJSMP3 November 2024 LMK5C22212A
ADVANCE INFORMATION
出力同期を使用すると、同じ PLL 出力クロック サイクルで出力デバイダのリセットを終了させることで、共通の立ち上がりエッジに対応する 2 つ以上の出力クロックを位相整列させることができます。同じ PLL 出力を選択する出力デバイダは、ハードウェア ピンまたはソフトウェア ビットを使用して同期イベントをトリガすることで、すべて同期グループとして同期できます。
2 つ以上の出力チャネルの同期グループを確立するには、次の要件を満たす必要があります。
SYNC イベントは、GPIOx_MODE = 31 の SYNC 入力用にプログラムされた GPIOx ピンと SYNC_SW レジスタ ビット (アクティブ High) のどちらかによってアサートできます。SYNC がアサートされると、同期有効化デバイダがリセット状態に保持され、クロック出力は Low になります。SYNCが デアサートされると、共通 PLL からの出力は、最初のクロック位相を同期または整列して開始します。SYNC は、SYNC 対応の出力を Low 状態に設定して、受信機の入力が設定されて着信クロックを受け入れる準備ができるまで出力クロックが下流のデバイスに配布されるのを防ぐためにも使用できます。
同期が無効になっている出力チャネル (OUT_x_y_DIV_SYNC_EN = 0) は SYNC イベントの影響を受けず、設定されたとおりに通常の出力動作を継続します。駆動されたデバイダが正確に同期されていることを確認には、VCOポスト デバイダ クロックの同期が有効になっている必要がありますただし、チャネル デバイダが SYNC に選択されていない場合でも、リセット VCO ポスト デバイダからクロックを派生する出力は SYNC 中は無効です。同期に選択されていない VCO ポスト デバイダは SYNC 中も実行を停止しないため、ポスト デバイダは同期を必要としない出力チャネルに信号を供給し続けることができます。1 分周の出力デバイダ (デバイダ バイパス モード) は、SYNC イベント中にゲートされません。
| GPIOx を SYNC ピンとして使用 GPIOx_MODE = 31 | SYNC_SW R21[6] | 出力デバイダおよびドライバの状態 | |
|---|---|---|---|
| GPIOx_POL = 0 | GPIOx_POL = 1 | ||
| 1 | 0 | 1 | 出力ドライバはミュートされ、出力デバイダはリセットされます |
| 1 → 0 | 0 → 1 | 1 → 0 | 同期された出力は、同期された位相で解放されます |
| 0 | 1 | 0 | 設定された通常の出力ドライバ/デバイダの動作 |