JAJSVX5 December 2024 MCF8315D
PRODUCTION DATA
抵抗およびインダクタンス測定中のエラーは、MPET_IPD_FAULT によって通知されます。MPET_IPD_FAULT は、電流をスレッショルド値まで増やせなかったという理由で IPD タイマがオーバーフローしたときにトリガされます (セクション 6.3.24.17 を参照)。通常このフォルトは、MCF8315D にモーターが接続されていない場合、または大きい抵抗を持つモーターに対して MPET IPD 電流スレッショルドが高く設定されている場合にトリガされます。
BEMF 定数測定中のエラーは、MPET_BEMF_FAULT によって通知されます。このフォルトは、STAT_DETECT_THR によって設定されたスレッショルドを逆起電力の測定値が下回った際にトリガされます。このようなフォルト シナリオの 1 つの例として、不適切な開ループ設定の使用による開ループ動作中のモーター ストールが挙げられます。