JAJSVX5 December 2024 MCF8315D
PRODUCTION DATA
MCF8315D は、EEPROM 書き込みの中断 (EEPROM 書き込み時の UVLO)、EEPROM の経年劣化などにより EEPROM データに不一致が発生した場合に本デバイスの動作を止めるための EEPROM フォルト検出機能を備えています。MCF8315D は、EEPROM 読み出しコマンドが発行されるたびに、CRC およびパリティ チェックを実行します。CRC またはパリティの不一致が発生した場合、EEPROM フォルトが認識され、EEP_FAULT_MODE に従って処理が行われます。EEP_FAULT_MODE が 0b に設定されている場合、CLR_FLT に 1b を書き込むことでフォルト条件がクリアされるまで、nFAULT は Low にプルされ、FET はハイ インピーダンスになり、CONTROLLER_FAULT および EEPROM_ERR_STATUS ビットは 1b に設定されたまま維持されます。EEP_FAULT_MODE が 1b に設定されている場合、このフォルトは nFAULT ピンで通知され、CONTROLLER_FAULT、EEPROM_ERR_STATUS ビットは 1b に設定されますが、デバイス動作 (FET) は通常どおり継続されます。CLR_FLT に 1b を書き込むことで、フォルト通知をクリアできます (nFAULT ピンが解放され、CONTROLLER_FAULT、EEPROM_ERR_STATUS が 0b に設定されます)。