JAJSLQ1A November 2024 – October 2025 TCAN2855-Q1 , TCAN2857-Q1
PRODUCTION DATA
デバイスごとのパッケージ図は、PDF版データシートをご参照ください。
TCAN285x-Q1 は、選択式ウェークアップ機能をサポートする CAN FD (コントロール エリア ネットワーク フレキシブル データ レート) 対応トランシーバを提供するシステム ベース チップ (SBC) ファミリです。TCAN2857-Q1 には、ローカル相互接続ネットワーク (LIN) トランシーバが搭載されています。この CAN FD トランシーバは最高 8Mbps のデータ レートをサポートし、LIN トランシーバは最高 200kbps の高速モード データ レートをサポートしています。VCC1 LDO は、最大 250mA の電流で 3.3V または 5V ±2% を供給し、デジタル IO ロジック レベルを決定します。より多くの電流が必要な場合、外付け PNP トランジスタを使用して、最大 350mA で、1.8V、2.5V、3.3V、5V の電圧をサポートできます。VCC2 LDO は、最大 200mA で 5V を供給します。
TCAN285x-Q1 には、LIMP、3 つのローカル ウェーク入力、4 つのハイサイド スイッチなどの機能が搭載されています。ハイサイド スイッチは、オン / オフ、10 ビット PWM、またはタイマ制御が可能です。GFO ピンを使用して、外部 CAN FD、LIN トランシーバ、CAN SBC、または LIN SBC を制御できます。WAKE ピンは、ウェークアップ用に静的センシング、周期的センシング (HSS4 ピンを使用)、パルス ベースに構成できます。これらのデバイスは、特定のデバイス構成情報を保存するための EEPROM を備えているので、電源変動後の大がかりな再プログラミングを回避できます。WAKE1 および WAKE2 は、ピン間の内部スイッチをオンにして、外部 VBAT 監視をイネーブルにできます。WAKE3 は、周期的センシング ウェークがイネーブルの場合、ハイサイド スイッチのいずれかの組み合わせに対する直接駆動制御ピンとして構成できます。