JAJSLQ1A November 2024 – October 2025 TCAN2855-Q1 , TCAN2857-Q1
PRODUCTION DATA
デバイスごとのパッケージ図は、PDF版データシートをご参照ください。
VCC1 はデジタル入力/出力ピンに電力を供給する LDO で、ノードプロセッサに接続することが想定されます。VCC1 は低電圧のために監視され、事前警告 (UVCC1xPR) および低電圧 (UVCC1XXR/FX) という 2 つのレベルが監視されます。低電圧には、レジスタ 8'h0E[4:3]、UVCC1_SEL を使用してプログラムできる 4 つのレベルのいずれかがあります。外部電源を供給する電源レールのうち、VCC1 は SBC 故障と見なされる唯一のもので、これにより状態が変化します。低電圧事前警告イベントが発生すると割り込みの INT_6 レジスタ 8'h5C[6] がセットされ、nINT ピンは Low にプルされます。プログラムされたスレッショルド (SBC_CONFIG1 レジスタ 8'h0E[4:3]) のいずれかに VCC1 が達すると、デバイスはリスタートモードに遷移し、VCC1 が低電圧立ち上がりスレッショルドを超えるまで nRST を Low にラッチします。nRST は Low にラッチされたままになり、UV スレッショルドがクリアされてから tRSTN_act の間、デバイスはリスタートモードを維持します。UVCC1 には、デバイスがリスタートモードに移行する時間より低電圧イベントが長く続く、フィルタ時間 tUVFLTR があります。UVCC1 の動作については、図 8-47 を参照してください。