このデバイスには、複数のシステム クロック出力があります。これらの出力クロックの概要は、以下のとおりです。
- WKUP_SYSCLKOUT0
- WKUP_PLL0_HSDIV0_CLKOUT (PER_SYSCLK0) が 4 分周され、WKUP_SYSCLKOUT0 としてデバイスから出力されます。このクロック出力は、テストとデバッグのみを目的としています。
- WKUP_OBSCLK0
- この出力は、WKUP_OBSCCLK_OUTMUXを使用してWKUP_HFOSC0からの直接出力を選択すれば、機能クロックソースとしてのみ使用できます。
- この出力は、他のクロックソースを選択すれば、テストおよびデバッグの目的でのみ使用できます。
- WKUP_CLKOUT0
- この出力は、WKUP_CLKOUTMUXを使用してLFOSC0_CLKOUT、DEVICE_CLKOUT_32K、またはWKUP_HFOSC0からの直接出力を選択すれば、機能クロックソースとしてのみ使用できます。
- この出力は、他のクロックソースを選択すれば、テストおよびデバッグの目的でのみ使用できます。
- CLKOUT0
- CLKOUT0 は、5 分周または 10 分周されたイーサネット サブシステム クロック (MAIN_PLL0_HSDIV6_CLKOUT) です。このクロック出力は、外部 PHY へのオプションのソースとして供給されます。RMII クロック ソース (50MHz) として動作するよう構成する場合、デバイスが適切に動作するように信号をそれぞれの RMII[x]_REF_CLK ピンに配線する必要があります。
- OBSCLK[1:0]
- これらの出力は、OBSCLK0_CTRLを使用してWKUP_HFOSC0からの直接出力を選択すれば、機能クロックソースとしてのみ使用できます。
- これらの出力は、他のクロックソースを選択すれば、テストおよびデバッグの目的でのみ使用できます。
- AUDIO_EXT_REFCLK[1:0]
- 出力として動作するよう構成されている場合、6 つの McASP 高周波オーディオ基準クロック、MAIN_PLL0_HSDIV8_CLKOUT、または WKUP_PLL0_HSDIV1_CLKOUT のいずれかに供給可能です。